本日23時49分現在の室温は23度、湿度は57%。
快適です。
妻が暖房をつけていたのですが、
日中暑くなったので切ったようです。
久々に素晴らしい秋晴れでしたね。
2歳になる次男の子守には最高の散歩日和。
太陽熱温水器も45度を超え、
使い切れない夜はひさびさです。
台風21号が過ぎて、なんでもない日常のありがたみを感じます。
子守の後は台風22号に備えて庭木を剪定しました。
庭には5mを超えたクヌギが2本植わっており、
うち一本は7m程あります。
大きなほうのクヌギが
台風21号の北東からの風にあおられて
すごい勢いで揺らされていたのですが
上手に「しなって」エネルギーを逃していました。
まさに「レジリエンス」。
実際、一晩耐えぬいたクヌギを
次の日明るくなってから改めて見てみると
樹皮がところどころ割れて、その割目に
新しい樹皮ができていました。
幹の模様って、強い風に吹かれ、
それに耐えた記憶が刻まれているのだなぁ、
と感じました。
樹木が備えたレジリエンスの中には
当然植物自身の特性もありますが、
環境に適応するなかで獲得したカタチや特長という
側面もあるのだということを気づかせてもらいました。
驚異的な適応力と回復力。
それでも支柱と幹を結んだヒモはすべて引きちぎられ、
隣に植えていたケヤキは根が少し掘り起こされていました。
そしてこの週末には台風22号が上陸するおそれが。。。
万一折れたり倒れてお隣さんに迷惑はかけられないので、
苦渋の決断です。
造園屋の友人からは、
「葉を減らせば大丈夫」とのこと。
風のエネルギーを受けにくくなるからですね。
でも、いざ切ろうとするとこれがなかなか大変。
高枝切りバサミでは、既に届かない高さ&切れない幹の太さなので
のこぎりのアタッチメントをつけて、ギコギコ。
これがうまく力が入らないんですよ。
脚立の上だったのもありますが、
幹も枝ものこぎりも「しなる」ため
直径6センチ程の幹を切るのに30分程度かかりました。
まわりの細かな枝を先に高枝切りバサミで取り除き、
のこぎりを当てるとスムースということもわかりました。
切ったあとは、少し庭がスッキリして
空が広くなった印象です。
同じく7m級のけやき、モミジなどはまだ残っています。
「レジリエンス」のお手本そのもの。
剪定するのは少し気が咎めるのですが
台風21号の猛威を体感した以上は
万全の準備をして台風22号に臨みたいと思います。