2017年の6月末にブログ開設後、おかげさまで徐々に読者の方も増えてくださって月間2000PVを超えることができました。
訪れてくださったみなさま、本当にありがとうございます。
このブログを始めたきっかけは、カーボンニュートラルやZEHといった高性能な家づくりを目指す方に、すでに建てた住まい手としてなにかひとつでも参考になることがお伝えできればと考えたからでした。
特に省エネと快適さを両立する高気密高断熱の住まいはグレードがあがるに連れて、初期費用もかかってきますし、何より住んでからの口コミやレビューなどの情報が極端に少ない印象があります。
私自身の経験として
超がつくほどの省エネ住宅を建てたけど、光熱費が思っているよりかかってしまったらどうしよう。。。
カーボンニュートラル、ZEHを目指したけれど、実際は無理だったら、人には言えない。。
というような状況は、建て主としてはなかなか受け入れにくいですし、それを発信するのは気が引けるところがあります。
しかし、エコカーが普及してカタログ値と実燃費の差が大きいことが明らかになってきたように、省エネ住宅やエコ住宅においても設計で目指した仕様と実際に使ってみた時の数値や快適さには差があるはずで、その差が何によって生まれているのかはまだまだわかっていないことが多いと感じています。
クルマよりも長く利用し、投資の意味あいも大きい住宅であれば、なおさらそのような情報は欲しいところです。
より個別的な特長をもつ住まいとライフスタイルの関係を、工業製品であるクルマと同様に扱うことは無理でしょうが、カーボンニュートラルやZEHを目指すユーザーとその方向性の先にある住まいとの間にある「ズレ」を少なくするために、使い勝手についての検証は必要になると思います。
省エネ製品は、ある程度の水準からは、使い手の使い方によってそのパフォーマンスが左右されるからです。
サッシや省エネ製品やパッシブデザインということが、工務店やハウスメーカーの売り文句ではなく、建築家や設計士の手によって、住まい手の思考や行動と一体となった建築として再構築されると、省エネ住宅はもっとおもしろくなるように思います。本来の「建築」の姿に戻るというのか。
さて、ブログについては開設後仕事が忙しい時期が続いて、帰宅後の更新は厳しかったです。
しかも当初はドメインパワーもないので訪問者も毎日一桁台。ゼロという日も普通にありました。
「ブログ続けて意味あるかな」と心折れまくってました笑。
でも、生きてきた中で最も情熱をもって取り組んだことのひとつである自分の家づくりに関わってくださった方への感謝の気持ちを忘れてはならない、と10月に気合いを入れ直してマイペースながら半年間書き続けることができました。50記事を超えました。
一回のセッションで40ページを超えるようなアクセスがあったり、ほぼすべてのページをご覧頂いてる方がおられると、
高性能な住宅の住まい手の生の声というか、評価やレビューも含めた情報も何か参考になることがあったならありがたいな、と励みになっています。
あとは、ブログを書く事で、自分の考えが整理されたり、実はたいしたことないと気づくことができるようになりました。
アウトプットするとインプットしたくなるから不思議です。
初心者ブロガーは月間3000PVが目標ということで、ブログのレベルはPV数的にもコンテンツ的にもまだまだ脱初心者とは言えません。
省エネ住宅やカーボンニュートラル、ZEHなどの地球環境への負荷が少なくて快適な家づくりを目指す方に、実際のところどうなのか、という口コミやレビューのようなかたちで情報を書いていきたいと思います。
いずれ定量的に普遍的な内容としてまとめていくことも大事になるので、第一弾として入居後4年間の光熱費の情報を近々アップすることを目標に準備しています。
これからも訪れた方にもっと役に立つことを、もっと読みやすいカタチで引き続き書きつづけていこうと思います。
かなり遠くに感じていた1000PV、そして2000PVの達成を節目に、感謝と報告の機会とさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。