早いもので2018年も20日が過ぎようとしていますね。
来月2日に日本橋でSDGs関連のシンポジウムがあり、
その講演要旨がなんとひさびさの論文形式。
まとめるのに時間がかかってしまいました。。。。
ひと区切りついて、ようやく今年最初のブログ更新です。
年末年始は家にいる時間も長いので
いろいろとネタもたまったので
ガンガン書いていこうと思います。
今日は、HR−Cの2017年12月の暖房実績と
自動モードの使い勝手についてです。
2017年12月はけっこう冷え込みました〜。
こちらが今日現在の1ヶ月の消費電力量。
数字が見えるように大きめにしてます。
今月が1月。先月が12月。
暖房は12月31日〜1月2日の帰省中もふくめて
12月からずっとつけっぱなしです。
12月の1ヶ月の暖房の消費電力量は207kWh。
電気代24円とすると4,968円。
約30坪の2階建ての家を全館暖房して
12月の暖房費が約5,000円です。
うちの立地は
住宅事業建築主の地域区分ではⅤ地域なので
暖房負荷がそこまで大きいエリアではないと思います。
それでも朝方は零下になる日もあります。
ちなみにこれは、正味の消費電力量で、
太陽光発電を搭載しているかどうかは関係ありません。
1月は更に寒さが厳しくなり、
もう少し消費電力量は増えそうです。
そして、今月からひとつ試してみた事があります。
HR−Cの暖房運転を自動モードにしてみました。
HR−Cの熱源となるヒートポンプ。
うちは三菱電機のエコヌクールピコ(40帖用)という
密閉式対応の最小モデルを採用しています。
密閉式と開放式との違いやメリットでメリットなどはこちらで説明しています。
参考:PS HR-C(輻射)放射冷暖房の熱源はヒートポンプがオススメ
夏に冷房運転の自動モードを使った事はあったのですが
暖房運転にも自動モードがあるとは、実は今まで知りませんでした。。。
ブログの最後に報告してきたように
天気予報や体感温度を目安に
手動でHR−Cに流れる温水の温度を調整してきました。
1月8日はけっこう冷え込みが厳しくて
ふとHR−Cのラジエーターパネルをさわってみると
あまりあたたかくなかったのです。
設定温度は35度だったのですが
おかしいなと思って、エコヌクールの熱交換ユニットの
配管にある温度計をみてみました。
すると、28℃を切っていました。
エコヌクールピコが壊れていたら大変だと思い、
一度あたためるスピードを早くして確かめようと
温度設定を最高にしていったら
自動モードを発見したわけです。
暖房運転の水温設定は25℃〜55℃まで設定が可能で
55℃を超えると
自動1(高温でパワフルなモード)
自動2(自動1より温度控えめで省エネなモード)
の順に自動モードを選択できます。
今回は暖房運転の自動モードのうち
自動2の省エネモードを選択しました。
さらに、ひかえめモードにすることで
5度低い温度で運転が可能になります。
省エネの観点では
自動2のひかえめモードの運転がベストです。
自動2に設定したら
HR−Cのラジエーターパネルがすぐにあたたまってきたので
これはいけそうだな、と判断し
1月8日の夕方から様子をみることにしました。
冷房運転の自動モードは強烈でキンキンに冷えます。
消費電力量もとても多かったので、使いこなせないイメージがありました。
それでちょっと心配していたのですが、
暖房運転の自動モードは、とても快適です。
まず、部屋のあたたかさが保たれやすくなりました。
最初の画像と同じグラフですが、
消費電力量は日によってけっこう差がつくのがわかります。
この理由として、
ひかえめと標準などの
モード変更を理由として考えるのが自然かと思います。
でも、実はモードを変更しなくても
消費電力量には差が出ます。
このことは外気温の低下に対して、
暖房運転の調整が適切におこなわれているから
と考えられます。
14日は今年初めて大雪が降った日です。
運転モードは同じですが
消費電力量が増えているのは
室外機につもった雪や寒さの影響といえそうです。
以下は推測ですが
熱交換器から
出た時の温度と戻ってきた時の温度の差から
快適だと感じる温度に調整するような仕組みに
なっているのではないでしょうか。
HR−Cでは室温を設定することはできず
あくまでエコヌクールの温水の温度を設定するしかできません。
それで、
・少し高めの温度
・低めの温度
の二種類の自動モードが用意されているのだと思います。
いまのところ、自動モードで快適さが損なわれたり
極端に消費電力量があがることはなさそうです。
Ⅴ地域に立地するUa値が0.3程度、30坪程度の住宅であれば
HR−Cの暖房をつけっぱなしにして全館空調しても
ヒートポンプであれば
電気代は1ヶ月約5000円程度ということがわかります。
更に、エコヌクールピコの自動運転モードは
手動設定と比較して快適さを高めることができ、
消費電力量には大きな差はないようです。
輻射暖房の静かであたたかい快適さを
少ない光熱費で実現する
HR−C+エコヌクールピコの組み合わせと
自動運転は冬の暖房シーズンにも
とてもおすすめだと思います。
迷っている方がいたら是非採用を検討してみてください☆
現在のリビングダイニングの室温は22℃、湿度48%、快適です。
ラジエーターパネルの温水は自動です。
今週は木曜日頃から寒くなるそうなので
どんな差が出てくるのか楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
なにかひとつでも役に立つことと感じて頂けることがあったなら嬉しいです。