明後日22日、いよいよ衆議院選挙ですね。
うちの選挙区は自民・希望・共産、、、なので結果は見えてますが
投票には行きますよ〜〜!!
さて、だいぶ夜が長くなり、秋も深まってきました。
週明けは晴れの日でも最高気温が18度。
いよいよ20度をきる予報がでてきました。
それで19日の昼間に妻に暖房つけてもよいよ、とLINEして
帰宅してみると、、、、早速、ついていました。
20日の夜23時30分現在、
リビングダイニングは23.5度。湿度58%。快適です。
水温は28度。PSのHR-Cはつけっぱなしです。
ついているかわからないぐらい自然なところが気に入っています。
にも書いたように、
冷暖房は、実際に自分たちの体感をベースにした
快適さのものさしを知ることがとても大切です。
・断熱性能(高断熱・高気密のモデルハウスや実験住宅、友人知人宅など)
・真冬の室温(特に曇りや雪の時)
・暖房の温度設定
これらの関係性を整理するには
寒さを感じやすい、女性の方や高齢の方の同居者を基準にするほうが良いです。
特に全館暖房する場合は、
必要なエネルギー量がすべての部屋で増えてしまいます。
断熱性能が不足すると、快適と感じる室温設定は高くなりますから
引越前がマンションの中部屋や
一軒家でも部屋を限定した局所暖房の場合、
またおうちの広さが大きくなった場合は、
引っ越してから光熱費が実は増えてしまった、ということは
普通にありえます。
ちなみにうちの場合、妻が暖かいと感じる温度がだいたい22度です。
岐阜の金子建築さんのモデルハウスで、真冬に断熱性能と室温を実感して
できあがったものさしです。
自邸はQ値1.6、C値0.4(Ua値では0.35程度)の性能なので、
パッシブハウスのように断熱ゴリゴリの性能ではありません。
そのため、快適だと感じる室温は少し高めかもしれません。
私は20度ぐらいでも大丈夫です。
夫婦のあいだでも「約2度」の体感差はあるように思います。
そして、急に冷え込む時期は、どうしても体調を崩しやすいのですが
先手をうって暖房を入れることは健康上有効な対策になります。
うちでは昨年実証済です。
では、気になる電気代ですが、つけっぱなしの場合に
どのぐらいの電気消費量なのか見てみましょう。
下の写真の回路19はヒートポンプ(エコヌクールピコ)の
先ほどの出力ですがとても少ないです。ほとんど休止状態です。
というのも、輻射式冷暖房(放射冷暖房)は
エコキュートと同じヒートポンプが熱源となって
冬季はお湯をつくって、ラジエーターパネル(放熱フィン)を流れていきます。
流れるお湯(先刻28度)と、室温(同24度)との温度差が小さいと
失われる熱量が小さくて済みます。
なのでヒートポンプの電源はオンになっていますが
常にお湯をつくってるわけではなく
冷めた分だけ温めるためにエネルギー消費量は
それほど多くならないです。
特に全館空調(全館暖房)で、つけっぱなしでも節約できるのは
充分に断熱性能がある場合です。
Q値だと1.6ぐらいが目安になるかと。。
次に、こちらの今日20日の棒グラフを見てください。
こちらは回路19の今日一日の電気消費量です。
この時期は、一日つけっぱなしにしていても
まだ2kWhちょっとですので一日50円程度です。
これは、太陽光発電とは関係ありません。
自家発電か買電かを問わず、
暖房で消費したエネルギーの量になります。
このぐらいの気候であれば、1ヶ月で60kWh程度。
約1500円で24時間全館暖房が出来ます。
ラジエーターパネル(放射パネル)は1Fはリビング・ダイニング、
2Fは洗面脱衣室にしかありませんが
無い2階の主寝室では、今朝6時の室温が23.1度でした。
布団に入りますから、リビングダイニングより
少し寒いぐらいが丁度良いのかな、と思います。
■まとめ
暖房をつけっぱなしにしても節約になるのは
省エネの条件が揃った時だけですね。
・断熱がきちんとされている(Q値1.6程度、Ua値0.46程度)
・エアコンや輻射冷暖房のヒートポンプが高性能(省エネ型)
に限定されると思います。
まだまだ寒さは序の口。
今年はあまり寒くならないで欲しいですね。