今日は、午後から雨が強く降りましたね!
こんな日の晩は温度は下がり、湿度は上がりがちなのですが
リビング・ダイニングは現在 26度 湿度60%。快適です。
冷水設定温度は16度です。
窓を開けると外気も涼しい。でも、少し湿度が高い感じがします。
ゆくゆくは、設置しているモニタリングデータを
公開していけると良いですね。
昨日に引き続き、輻射冷暖房の話を書きたいと思います。
も紹介しているので、良かったら見てみてください。
では、今回のテーマ。
輻射冷暖房と超省エネ住宅の相性が良い理由。
について、結論からいきます。。
もともと高級なイメージのある輻射冷暖房ですが、
いわゆる次世代省エネ基準程度の断熱仕様では、かなりお高いです。
実は、輻射冷暖房システムは高いコスト故
あまり普及していません。
自邸は延床103㎡、30坪程の4LDKの2階建て木造住宅ですが、
通常の断熱仕様で、ピー・エス社の
輻射冷暖房システムを熱源も含めて入れると
350万円はくだらないと言われました。
過去に別の案件で検討した時の経験からも
だいたい坪10万円ぐらいかかります。
しかし、自邸はUa値0.3程度、Q値換算で1.4程度の
断熱仕様となっていますので
ラジエーターパネルの設置数は
1階と2階に各1台=2台で充分でした。
すると、配管や工事代もさがりますので、
最終的には
熱源のヒートポンプの能力も小さなもので充分となり
約半額で導入することができました。
しかも、将来にわたり、故障時に買い替えなければならない
ヒートポンプは1台のみです。
長い目で見て得になる感じがします。
では、そこまでして輻射冷暖房にこだわる意味って何でしょう。
効能はメーカーのページに任せます。
正直な所、効率や経済性重視ならエアコンが良いと思います。
少し余裕をもった能力を選べば、運転音も小さくて
あまり気になりません。
スポットで冷やしたり温めたりもできますからね。
では、なんで輻射冷暖房を選択するのかといえば、、、
「静けさ」から生まれる豊かさです。
ほとんどの人は無音に感じるのではないでしょうか。
今も本当に静かな環境でブログを書いています。
たまに、ラジエーターパネルについた雫が
流れ落ちる音がします。それもまた良いのです。
私達はエアコンだけでなくFFヒーターや扇風機も含めて
音がする空調になれ過ぎてしまいましたが、
このシステムはピッというリモコンの音すらなりません。
読書や音楽を聞いたり、
家族で話したりする時に
邪魔になる音がない。
気流感もないし、
もちろんにおいもでないし、
やけどもしない。
限りなく存在感をなくした
冷暖房設備として
とても優秀だと思います。
例えば、
楽器の演奏の練習室、
ホームシアターやオーディオが趣味の方にとって
このうえもない選択肢だと思います。
■今日のまとめ
折角断熱仕様を高めるつもりなら
つけっぱなしのエアコン1台や2台で
全館空調するのも
合理的で省エネで良いと思いますが、
輻射冷暖房もまた手が届くところにあります。
つけっぱなしで快適なだけでなく
静けさから豊かさを感じられる
経済性にも優れた方法を
検討してみてはいかがでしょうか?(^^)
具体的に検討されている方には
導入する際の
・オススメのカタチや色の選び方
導入した後の
・お手入れの仕方
も紹介しているので、良かったら見てみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。