10月に入って、暑さがぶり返していますね。
今日23時30分現在のリビングダイニングは
室温26.5度、湿度57%。
快適ですが、ちょっと蒸し蒸しした感じがあります。
今回は輻射冷暖房HR−Cのメンテナンスについて
書いていこうと思います。
メンテナンスといっても、
年2回の拭き掃除なのですがこれが結構大事でして。。。
暖房や冷房を使わない春秋にするのがオススメです。
ちなみに、HR-Cのメーカーであるピー・エスさんでは
「放射冷暖房システム」が正式な呼び名のようですね。
放射冷暖房、輻射冷暖房、輻射式冷暖房、
など呼び方は各社あるようですが、放熱、放射、輻射、どれも
用語的には間違っていないのかな、と思います。
今回は、放射で統一していきます。
結論からいうと、「カビ対策」です。
HR-Cの特長である縦に並んだフィンが印象的なラジエーター。
このフィンの中にお湯や冷水が流れて熱を放射します。
※両外側の2枚のフィンには流れません。
このフィンの側面部分にホコリが付くことは形状的にほぼありません。
でも、フィンの上部であったり、振れ止めの横桟など
水平部分にはそれなりにホコリがたまります。
夏場冷房運転すると、フィンそのものにういた結露水で
ホコリが湿り、ジメジメした状態になります。
すると、壁とかがカビやすくなるんですね。
実際、うちの内装は土壁仕上なのですが、
環境条件が重なってカビてしまうこともありました。
万一、壁がカビてしまっても安全にキレイにとる方法があるので、
問題はありません。
でもわざわざカビが繁殖しやすい状況がわかっているなら
放置しておきたくないですよね。
そのため、冷房運転の前後で掃除するのがオススメです。
しかもあっという間に掃除は終わります。
エアコンのように専門業者に頼む必要もなく
目でみて状況を確認できるのもHR-Cの良い所です。
では、手順です。
放射冷暖房システム HR-Cのラジエーターは
とてもスッキリしたデザインですね。
まず、裏面にある振れ止め用の横桟ネジを左右2箇所外します。
すると、横桟を外せます。
外さなくても拭き掃除できるのですが、
どうしても拭けないところが出てくるので
外すのがオススメです。
横桟は意外と重さがあります。
ネジを外す時はもう一人に横桟を支えてもらうほうが良いです。
横桟を誤って、フィンに当ててしまうと
表面の塗装が剥げてしまうことがあります。
塗装が剥げた箇所は冷房時に結露した時に、
錆が出ることがあるとのこと。
補修用のタッチアップペイントを
ピーエスさんが用意してくれていますが
取り外しは気をつけましょう。
特に高い位置にある横桟は要注意です。
横桟を外したら、フィンの上部を水拭きします。
配管のラッキング部分(上部のシルバーの部分)にも
ホコリがついているので掃除機で吸い取った後に、
拭き掃除します。
高さがある場合は、
脚立など準備されると作業しやすいと思います。
外した横桟、結構汚れています。キレイに拭いてきます。
黒い汚れがついていますが、水拭きでキレイに落ちます。
激落ちくんのようなメラミンスポンジなど
研磨したり傷がつくようなものは不要です。
乾いたら、ネジ止めしてもともとあった場所に取り付けます。
これで完了です。スッキリしました。
■まとめ
メンテナンスの掃除自体はとても簡単です。
ちなみに、HR-Cの標準色には
汚れが目立たない黒などの暗い色もラインナップされています。
インテリアとしてもとてもかっこよいのですが、
逆にこのような汚れがついているか、落ちているか
わかりにくいように思います。
個人的には冷房にも利用されるなら、
衛生面から明るめの色をオススメします。
HR-Cの導入を検討されている方に参考になれば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうござます。