SACD(スーパーオーディオCD)の名盤として、あまりにも有名な1枚。
大好きなダイアナ・クラール「When I look in your eyes」が、記念すべき(?)このブログ初めてのオーディオ音源です。
元SONYの技術者かないまるさんのウェブサイトをはじめ、各所で絶賛されている名盤で、私が今更紹介するまでもない名盤中の名盤です。
個人的にSONY製品が好きで特にAV関係は昔からSONY製品を愛用しています。
かないまるさんのサイトで教えてもらって買ったSACD、CDが何枚かあるのですが、
その最初のSACDであり、私が最初に聞いたダイアナ・クラールの作品でもあります。
ジャンルとしてはJAZZとPOPSの中間ぐらいな感じです。
それまで特別JAZZが大好きということでもなく、
これを聴き始めて特別詳しくなったわけでもないのですが
ビッグバンドや金管楽器が苦手な方にもおすすめしやすい1枚だと思います。
直近の「Turn Up The Quiet」、「wall flower」をはじめとしてダイアナ・クラールの作品はあまりハズレはないのですが、
中でもこの「When I look in your eyes」は音質&楽曲ともに本当に素晴らしい水準にあります。
特にSACD盤ではハスキーなヴォーカル、息づかいを感じるサックス、つややかな弦楽器、きらめくようなツリーチャイムなどなど
聴く度に感動があり、聴き飽きません。
時や場所を選ばず、どんなシチュエーションでも聴ける楽曲ばかり。
ジャケットの彼女の表情がもっともいきいきとしているし、やっぱりこの作品が一番じゃないかなと思います。
家の中にあるSACD、CD問わず最終的に1枚だけ選べ、と言われたらこの1枚か、ってぐらい気に入っています。
私が持っている「When I look in your eyes」は海外版のSACDです。4年前にamazonで買いました。
DSD(Direct Stream Digital)形式で、CD層があるハイブリッド盤ではありません。
SACDのみのシングルレイヤーなので、SACDプレーヤーがないと再生することができません。
それが音質に表れているか、といわれたらきっとそうなんだと思います。
このSACDはステレオ2チャンネルに加えて、5.1チャンネルの録音も入っています。
ハイレゾが流行りだすちょっと前、2011年頃に
SACD(CD)プレーヤーにSONYのSCD-XA5400ES、
AVアンプを同じくSONYのTA-DA5700ESをそろえていました。
SONY独自のH.A.T.SというHDMIケーブルで極めて低ジッターのノイズの少ない伝送が可能な技術が搭載されており
それで5.1chサラウンド環境を手軽に構築できるというふれこみでした。
2chの音場感もとても広がりのあるものですが、5.1chはより包み込まれるような感覚となります。
惜しむらくは、この名盤の中でも名曲中の名曲、
トラック13「Why Should I Care」は2chの通常のステレオのみの録音となっています。
5.1chでも聞いてみたかったなぁ、と素直に思います。
構成的にもこの曲がないなんて考えられないぐらい、ラストを飾る素晴らしい楽曲です。
このSACD盤・国内版はamazonで現在中古品で¥15,000-の値がついてしまっています、、、
新品はなんと¥150,000-円以上!!海外盤は¥9,500-。。。
うーん、それなら通常のCD¥1,798-を買うかな。。楽曲は一緒ですからね。
買えるだけマシ、とも言えますがぜひ再販して欲しいところですね。