輻射冷暖房(PS HR-C) 光熱費 超省エネ住宅

PS HR-C「暖房つけっぱなし」で電気代節約する方法。

投稿日:2017年10月21日 更新日:

明後日22日、いよいよ衆議院選挙ですね。
うちの選挙区は自民・希望・共産、、、なので結果は見えてますが
投票には行きますよ〜〜!!

さて、だいぶ夜が長くなり、秋も深まってきました。
週明けは晴れの日でも最高気温が18度。
いよいよ20度をきる予報がでてきました。

それで19日の昼間に妻に暖房つけてもよいよ、とLINEして
帰宅してみると、、、、早速、ついていました。

20日の夜23時30分現在、
リビングダイニングは23.5度。湿度58%。快適です。
水温は28度。PSのHR-Cはつけっぱなしです。

ついているかわからないぐらい自然なところが気に入っています。

■妻の快適温度は22度。

「超省エネ住宅で失敗しないために知っておきたいこと」

にも書いたように、

冷暖房は、実際に自分たちの体感をベースにした
快適さのものさしを知ることがとても大切です。

・断熱性能(高断熱・高気密のモデルハウスや実験住宅、友人知人宅など)
・真冬の室温(特に曇りや雪の時)
・暖房の温度設定

これらの関係性を整理するには

寒さを感じやすい、女性の方や高齢の方の同居者を基準にするほうが良いです。

特に全館暖房する場合は、
必要なエネルギー量がすべての部屋で増えてしまいます。

断熱性能が不足すると、快適と感じる室温設定は高くなりますから

引越前がマンションの中部屋や
一軒家でも部屋を限定した局所暖房の場合、
またおうちの広さが大きくなった場合は、

引っ越してから光熱費が実は増えてしまった、ということは
普通にありえます。

ちなみにうちの場合、妻が暖かいと感じる温度がだいたい22度です。

岐阜の金子建築さんのモデルハウスで、真冬に断熱性能と室温を実感して
できあがったものさしです。

自邸はQ値1.6、C値0.4(Ua値では0.35程度)の性能なので、
パッシブハウスのように断熱ゴリゴリの性能ではありません。

そのため、快適だと感じる室温は少し高めかもしれません。

私は20度ぐらいでも大丈夫です。
夫婦のあいだでも「約2度」の体感差はあるように思います。

そして、急に冷え込む時期は、どうしても体調を崩しやすいのですが
先手をうって暖房を入れることは健康上有効な対策になります。
うちでは昨年実証済です。

では、気になる電気代ですが、つけっぱなしの場合に
どのぐらいの電気消費量なのか見てみましょう。

■つけっぱなしでも、常時運転しているわけではありません。

下の写真の回路19はヒートポンプ(エコヌクールピコ)の
先ほどの出力ですがとても少ないです。ほとんど休止状態です。

というのも、輻射式冷暖房(放射冷暖房)は
エコキュートと同じヒートポンプが熱源となって
冬季はお湯をつくって、ラジエーターパネル(放熱フィン)を流れていきます。

流れるお湯(先刻28度)と、室温(同24度)との温度差が小さいと
失われる熱量が小さくて済みます。

なのでヒートポンプの電源はオンになっていますが
常にお湯をつくってるわけではなく
冷めた分だけ温めるためにエネルギー消費量は
それほど多くならないです。

特に全館空調(全館暖房)で、つけっぱなしでも節約できるのは
充分に断熱性能がある場合です。

Q値だと1.6ぐらいが目安になるかと。。

次に、こちらの今日20日の棒グラフを見てください。
こちらは回路19の今日一日の電気消費量です。

この時期は、一日つけっぱなしにしていても
まだ2kWhちょっとですので一日50円程度です。

これは、太陽光発電とは関係ありません。
自家発電か買電かを問わず、
暖房で消費したエネルギーの量になります。

このぐらいの気候であれば、1ヶ月で60kWh程度。
約1500円で24時間全館暖房が出来ます。

ラジエーターパネル(放射パネル)は1Fはリビング・ダイニング、
2Fは洗面脱衣室にしかありませんが
無い2階の主寝室では、今朝6時の室温が23.1度でした。

布団に入りますから、リビングダイニングより
少し寒いぐらいが丁度良いのかな、と思います。

■まとめ

暖房をつけっぱなしにしても節約になるのは
省エネの条件が揃った時だけですね。

・断熱がきちんとされている(Q値1.6程度、Ua値0.46程度)
・エアコンや輻射冷暖房のヒートポンプが高性能(省エネ型)

に限定されると思います。

まだまだ寒さは序の口。
今年はあまり寒くならないで欲しいですね。

-輻射冷暖房(PS HR-C), 光熱費, 超省エネ住宅

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