知っておきたいこと 超省エネ住宅

住まいの3つの基本機能【その1:生命のシェルター】

投稿日:2017年7月10日 更新日:

今日も暑かったですね。

現在 リビング・ダイニングは
室温25度、湿度58%、快適です。

通気層は
気温26度前後、室温62〜70%です。

晩御飯は妻のカレーでした。
昨日とほとんど同じ温度湿度なのに
食べた後、少し暑く感じます笑。

今日は、
超省エネ住宅かどうかに関わらず、
住まいを建てる前に知っておきたい
住まいの基本の3つの機能を
実現する方法を
具体的に紹介したいと思います。

今、まさにこれから住まいを建てる方に
すぐに役立つ内容です。

■住まいが満たすべき3つの機能。

繰り返しになりますが、

(1)生命を守るシェルターである。

(2)財産を守るシェルターである。

(3)資産となる家。

この3つが大切だと私は考えます。

では、具体的にどうしたら良いのか。

超省エネ住宅を建築した
ユーザー目線で
現時点で最良と考える方法を
(1)からひとつずつ
まとめていきたいと思います。

■(1)生命を守るシェルター

結論:
ハウスガードシステムを採用した
 木造軸組在来工法で、
 許容応力度計算(構造計算)
 によって
 耐震等級3をクリアする。」

説明:
住宅の構造は

木造、鉄骨、RC(鉄筋コンクリート)

の3つに大別されますが、

鉄骨やRCのことは不勉強でわかりません。すみません。

ただ、どんな家を建てるとしても
建築基準法第1条は知っておいて損はないと思います。

〜〜〜(ここから引用)〜〜〜

建築基準法 第一条

(目的)

第一条  
この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、
国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする。

〜〜〜(引用ここまで)〜〜〜

法律では最低限の基準を定めています。

実際の建築が、その最低限の水準で良いのか。

これは建築主のみならず
建築家・設計士などの建築を生業としている人間の
価値観そのものが表現されるものだと考えています。

ここからの話は木造に限ります。

費用的にも地球環境的にも
日本の資源の有効活用の意味でも
木造を推進したいところです。

まず、熊本地震後の調査で
耐震等級2以上、特に等級3を取得した
住宅では倒壊リスクが
非常に小さかった
ことが実証されています。

ただ、耐震等級に関わらず
木造住宅は鉄骨やRCに比較して
「劣化」対策にも配慮が必要です。

初期の強度を長年にわたって
維持する必要があります。

これは、後で述べる
(3)家そのものが資産となる、
にも大きく関わります。

そしてそのための
唯一最高の技術が
ハウスガードシステムです。

国内でも屈指の
木材保存技術ノウハウをもつ
コシイプレザービングが提案する
住宅の耐久性を高める取り組みです。

シロアリや木材の腐れに対して
抵抗力をもった国産のスギ材、
それも寸法安定性が高い材を用いる
システムです。

従来の床下の防蟻処理、

最近少し注目されたホウ酸処理

はいずれも、
揮発したり、水蒸気に引っ張られて
時間の経過とともに効果が薄れます。

しかも、建物の土台や外壁の裏など
竣工後にはメンテナンスが
できない部分が残ります。

ハウスガードシステムは
その問題をクリアした
唯一の国産無垢材といえます。
スギや檜は狂いが生まれやすいのですが
この処理を通すことで、寸法安定性も
高まります。

実は等級3を公に認めてもらうためには
役所や審査機関に長期優良住宅等の
申請手続をおこなうのが一般的です。

木造住宅の場合、
耐震等級3を取得することで
地震保険が半額になります。

長期優良住宅の申請手続費用は
登録免許税や地震保険によって
10年で元をとることができます。

長期優良住宅をとることは
経済的なメリットも充分にあります。

その耐震等級3には、
壁量計算という簡便な方法と
許容応力度計算といって
部材ひとつひとつの性能値を定め、
部材と部材が緊結する部分ひとつひとつにかかる力を計算し
耐えられる(許容できる)かを構造計算で明らかにする方法があります。

壁量計算はあくまで簡便な方法なので、
許容応力度計算にかけてみると
成り立たないケースがあります。

さらに言えば、構造計算の前提となっている部材の性能値を
確保できなければ、そもそも構造計算に意味はありません。

ハウスガードシステムで採用される部材は
すべての柱・梁がグレーディングマシンという
木材の強度を測定する機械で性能値が明らかになっています。

つまり、

・工業規格できちんとランクづけされた木材を
・適材適所に配置し
・すべての部材、接合部にかかる力に耐えられるかを
・ひとつひとつ構造計算で確認する

というプロセスを踏むことで

現在最高ランクである耐震等級3を
本当の意味でクリアすることになります。

この辺り、地域の中小企業でおこなっているところは
まだまだ少ないです。

逆にハウスメーカーは強みとするところですが
いわゆるデザインが画一的だったり断熱性能では
地域の工務店の方が優れているケースもあります。

つまり、現時点では
デザインや断熱性能が優れている実績が豊富で信用力の高い設計力のある会社で
ハウスガードシステムを採用し、
かつ許容応力度計算をおこなっている地域の住宅建築会社や工務店は
充分魅力的で理にかなった選択肢だと思います。

以下は余談です。

自邸で採用したCLT(木質積層パネル)は
もう少し規模の大きい建築に
向いていると思います。
(うちの家は小さく不向きです)

木質積層パネルは迫力も強度も
素晴らしいですが
その構築には多くの強力な金物が
欠かせません。

自邸では金物台だけで90万円近く
かかりました。

間取りの制約も大きいし
コストパフォーマンスに優れません。

今、盛んにCLT、CLT、と
叫ばれていますが

特に戸建住宅においては
木造軸組在来工法を
CLTに置き換えるメリットは
あまりないと思います。

RC造を木造に置き換える場合、
繰り返し同じパターンの構造が
出てくるような場合(マンション等)
は競争力が出てくると思います。

■まとめ

生命を守るシェルターにするためには

「ハウスガードシステムを採用し
 木造軸組在来工法について
 許容応力度計算(構造計算)
 を実施し
 耐震等級3をクリアする。」

これが現時点で最良と考えられます。

うちも本当にハウスガードシステムで
建築したかったです。。。
(当時、知らなかったです。。。)

次回は
⇒(2)財産を守るシェルターである。
について書いていこうと思います。

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