台風21号で被災された方々、
心よりお見舞い申し上げます。
2017年、またここ数年で最大級の台風でした。
暴風域と強風域が半端無く大きく
私の住んでいるところにも
10/22日から23日未明、
特に23日午前1時頃から3時半頃にかけて
猛烈な風が吹きました。
ゴオォッ、ゴオオォ、と
時折何度も吹き付ける風は
テレビで見かける竜巻や突風の被害にあわれた方々の
コメントを彷彿させるものでした。
生命の危険を感じる。
その言葉通りでベッドに入っても全く眠ることが
できませんでした。
風のエネルギーが建物の構造を伝わって
地面に逃げていくのを心底体感しました。
近所の工事現場の仮設事務所は全壊していました。。。
お忙しい中本当に大変だと思います。
突風や竜巻の後のようなものすごいエネルギーです。。
■「建物の構造」というと、
地震にばかりにまず関心が集中しますが
現代のように気象条件が過酷になってくると
風や雨にきちんと対処できる構造もまた、
被害にあう確率が高い分、
ますます重要になっていきますね。
最近セミナーで、
風や地震のエネルギーが建物にどう伝わって、
どう逃されるのかを勉強したところだったので
やはり構造は「安心」のために最初に満たすべき性能だと
改めて思います。
耐震等級3はあくまで地震に対する等級ですが
構造的にバランスがとれている点では
耐風性能にも通じる部分があるように思います。
木造であれば
生命のシェルターとして
許容応力度計算を実施して
ハウスガードシステムを採用することで
長期的に安心できる家が建ちます。
これから建てる方は本当にうらましいです。