日付かわって25日午前0時。
室温22度。湿度58%。快適です。
暖房は21日に再び切って、そのままです。
週末台風が来る予定だったので、
気温が下がらないと踏んでいました。
予想は当たりましたが、
台風21号の猛威は予想以上でした。
被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。
私達のまちもかなり被害を受けましたし、
うちの家もダメージがありました。
また解決したら報告したいと思います。
そんな台風も記憶も冷めやらないなかですが、、、
風と同じように対策をしておきたい地震について
木造でもその保険料を半額にできる方法を書いてみようと思います。
もともと、地震保険の加入額には上限があり
火災保険等の損額保険料は、本体の火災保険等の補償額の
半額が上限となっています。
住む地域によって保険料率は変わります。
また、複数加入しても、受給できる金額は変わりません。
うちの場合、補償額は
火災保険が2400万円なので
地震保険は1200万円が上限。
保険料は年間14,000円程度です。
この保険料を半額にする方法。
それは、、、
ほとんどの木造住宅は
H構造(非耐火:Hitaika構造)です。
火災保険はまず皆さんが入られると思うのですが、
・阪神淡路大震災
・東日本大震災
・熊本地震
など、相次ぐ地震で
地震保険に加入する方は以前より増えてきたように思います。
もし、木造住宅の建築予定で
もともと地震保険に加入するつもりなら、
耐震等級3をとりましょう。
木造 H構造の場合
耐震等級2であれば30%
耐震等級3であれば50%
という割引が適用されます。
具体的には、
耐震等級3で長期優良住宅を取得するのが
もっとも簡単かと思います。
仮に年間の地震保険料が年間14000円程度であれば
年間7000円は削減できます。
7000円☓35年=24万5千円となりますので
長期優良住宅の申請費用は充分にまかなえます。
(長期優良住宅は固定資産税が半額の期間が3年に増え、
登録免許税の減免もあるため
実際の経済的なメリットは更に大きいので
構造躯体のコストアップ分も吸収できます。)
そのうえで長期優良住宅で耐震等級3とする場合には
必ず許容応力度計算によって手続してもらいましょう。
更にハウスガードシステムを使うことによって
初期の住宅性能、特に構造部分は大きな安心を
して頂けると思います。
耐震等級3は1995年の阪神淡路大震災の1.5倍の地震でも
倒壊しない水準です。
何より、その耐震等級3を許容応力度計算によって
強度が検証されていることで、
非常時、日常時いずれの場面でも
大きな安心を生むようにお思います。
木造 H構造の場合
・長期優良住宅の技術的審査で耐震等級3を取得
↓
地震保険料が半額になる。
・耐震等級3取得のために許容応力度計算を実施
↓
部材ひとつひとつの含水率や基礎や金物など
接合部の強度についてJISの規格に基づき
詳細な計算がされるため、
住宅の製品としての心理的な安心につながる。
・ハウスガードシステムを使う
↓
構造材について長期的な性能劣化を防ぎ
長きにわたって、計算通りの性能を発揮するため、
保険料半額の期間や心理的安心度がより高まる。
ということです。
備えあれば憂いなし。
地震保険に加入される方は耐震等級3の取得は経済的なメリットもあるので
是非検討されてはいかがでしょうか。