冷え性気味の妻が絶賛した桐のフローリングについて
もう少し具体的に書いてみようと思います。
これまで仕事の中で採用いただいて評価の高かった商品も
あげていきたいと思います。
いずれもそれぞれのグレードでは
コストパフォーマンスが高く、製品の寸法精度も良いもので
オススメできます。
高断熱住宅で床下断熱がちゃんとしている、
あるいは基礎断熱で床下換気で室内と温度差が少ない状態なら
床暖房の必要性が下がるので
無垢フローリングは採用しやすいですし、選べる商品の幅もひろがりますよ。
桐屋の桐フローリング フラット自然オイル塗装品です。
うちは、別の所で発注してしまった後に
ここのお店のことを知りました。
桐屋さんの解説を読むと、
私達が購入した桐のフローリングは
そんなに良い水準の商品ではなかったことが
すぐにわかります。残念ですが、、、、
そういう意味で、もっと早く知っておきたかったので
こちらで紹介しておこうと思います。
柾目の無垢100%。自然オイル塗装品もあります。
桐の特性を知り尽くした商品づくりをされていて
本当に素晴らしいと思います。
桐のフローリングは杢目から褐色に色が変化していきますから
板目のフローリングだと経年変化で汚らしい印象に感じるかたも
いらっしゃるかもしれません。
その点、経年変化で差がつく商品となっていて
塗装品で8000円/㎡程度なので、
桐フローリングならこれで決めていただくと良いと思います。
ニッシンイクスの幅広3層フローリング。
幅150mm厚み15mm長さ1818mm。
材種はオーク、ウォルナット、ブラックチェリーで展開。
それぞれ採用頂いたことがあります。
自然オイル塗装品が選べるのも魅力です。
無塗装品を入れて自分で塗るのが一番安いですが
仕上がりの良さは自然オイル塗装品のほうがキレイですね。
メンテナンス用オイルも購入できます。
次に自分が建てるなら、この商品を選びたいです。
こちらの商品の良い所は、
床暖房対応品でありながら、150mmの幅広で
かつ1枚の長さが1800以上あるためスケール感が出ます。
3層フローリングといっても、材はすべて無垢。
しかも表面は4mm厚もの厚突板貼りで、
少々キズがついても、下の別の材がみえてしまうことはまずありません。
ちなみにウォールナットを選ぶときは、
施工前に「実(さね)」の部分を茶色のマジックなどで塗っておくと
経年変化でスイたりした時に目立ちにくくなります。
一枚物の幅広のフローリングは高価なので
見た目と材質とコストのバランスにすぐれたフローリングと思います。
チェリーは、風情ある古民家の改修の床材にも相性よく使えます。
ニッシンイクスのナラグランジュ 幅120mm 厚18mm 乱尺です。
乱尺は長さが600mmから1500mmまでいろいろとあります。
その代わり、表から裏まで一枚物でできています。
この商品の良い所は、幅広の1枚ものならではの安定感・重厚感があり
かつ、手が届く価格だということです。
仕上げは自然オイルとの相性も良いですが
塗装品は見かけたことがありません。
自分で塗装して仕上げるなら、とても相性の良い商品です。
一時期、よくご採用頂いていました。
高正が扱う無垢フローリングには、希少な樹種のソリッド=一枚物の長尺ものがあります。
チークの幅120mmの厚み15mmの長さ1820mmや
オークの幅150mmの厚み15mmの長さ1820mm
といった材料が、リーズナブルに入手できます。
ラスティックはかなり目が荒々しいので
サンプルをとって確認してもらうほうが良いです。
自分の好きな自然オイルで仕上げられるのも魅力ですね。
たまに、ちょっとこれは使えないなぁ、という材料の割合が
多くあるケースもあります。
そのため、材料の数量をギリギリで発注してしまうと
運搬費が2回かかってしまい、経済性が悪くなることがあります。
施主支給されるなら、
ロス率を少し高めに考えて発注することをオススメします。
高正のネシアチーク(ユニ)幅90mm厚み15mm長さ1820mmです。
オイル仕上げされているので、塗装費が抑えられます。
オークの無垢材90mm幅で現場塗装との差額でいくと
充分採用できる価格のため、提案すると喜ばれます。
ユニは良い所を接いで1枚ものにしたフローリングです。
オークのユニは少しわかりやすいこともありますが
チークのユニは木目的にあまり付いだ箇所がわかりにくく
違和感が少ないのもポイントです。
観葉植物などのグリーン、ラグや
北欧家具やエスニックな什器とも相性が良く高級感が出ます。
足ざわりもよく、オークよりあたたかみのある雰囲気が好きなら
オススメです。
竹田木材工業所の竹集成フローリング
縦貼りミディアムの幅90mm厚み15mm長さ1820mm。
貴重な竹フローリングです。
ただし、ウレタンの普通の塗装だとテカテカになるので
スーパーマットで特注されるほうが良いです。
キレイな仕上がりですよ。
ある程度数量と納期はいりますが、
和風の設えならオススメです。
無垢フローリングは、種類がたくさんあり
値段もピンキリです。
たまにすごいお買い得な商品もありますが
無垢材という品質の安定化が難しい中でも
信頼性のある商品を採用していきたいですよね。
紹介してきた無垢フローリングは自分の家でも
自身をもって選びたい商品ばかり。
どれもおすすめできます。
高断熱住宅を建てるなら、
床も家具の一部と考えて少し追加の予算をかけても
採用する価値があると思います。
特に、床はリフォームが大掛かりになるので
新築時にこだわったほうが良いところです。
せっかく高断熱住宅を建てるなら
無垢フローリングにも少しだけこだわって選んでみては
どうでしょうか(^^)
ということで、
最後までお読みいただきありがとうございます。
何かひとつでも役立つ内容があったなら嬉しいです。
今夜のリビング・ダイニングは
室温22度、湿度48%。快適です。
温水パネルの設定温度は33度。
加湿器は、、、切れてる、、、。
昨日より湿度少し低いですね。これからつけようと思います。